【調理師免許#015】「人間」という科学分子
おはこんばんちは~
タイトルの意味が分かりませんが、
あまり気にしないでください。
というのも、今回の記事、
「科学的に人間を見てみよう」というものです。
構成する物質名や、構成元素、
年齢による変化など、人間の体に関する
科学的変化について、知ってもらうための記事となっています。
なぜそんな知識が必要なのかは、
後ほど解説をするとして、、、
化学が苦手な方は、かなりしんどいところですが、
覚えることは極力少なくするので、
ぜひ最後までお付き合いください!
(そんな僕も化学は大の苦手です…)
人間を構成する成分
人間の体の6割が水分である、というのは、
よく聞く話ですよね。
ですが、水分以外の「4割」、
一体何が詰まっているのでしょうか?
人間の体を構成する成分の割合は、以下の通りです。
- 水分 50~60%
- タンパク質 15~18%
- 脂質 16%~
- 無機質 2%~
- 糖質 ~1%
- ビタミン 微量
得意な方は全部覚えていただいて構いませんが、
苦手な方は特に多い水分のみを覚えていただいてもかまいません。
覚えておきたいのは…
・新生児が特に水分量が多く、
年齢を重ねるごとに水分量は減少、
代わりにたんぱく質が増加。
・脂質は特に個人差、性差が大きい
(女性平均30%)
・糖質は食事でとりこむがエネルギー源となるため、
人体構成率が極めて低い。
ということだけ抑えておくと、
比較的試験に臨みやすいと思います、たぶん。
人体を構成する元素
また、人体の構成を問う問題で、
「元素について」聞いてくる意地悪な問題もあるようです。
あまりに細かい数字は覚えなくてもいいですが、
人体を構成している元素は、以下の通りです。
- 酸素 65%
- 炭素 18%
- 水素 10%
- 窒素 3%
- カルシウム 1.5%
- リン 1.0%
- その他 金属元素など微量成分
酸素、カルシウム、リンの3つは覚えておいてもいいですが、
単体で聞かれることはあまりありません。
よく問われるのは
「人体の構成元素は何種類あるか」という問題です。
人体を構成する元素は「約20種類」あります。
そのほとんどが微量成分ですが、体の調子を整える、
重要な役割を果たしています。
むしろ、人間の体がたった20種類の元素でできてしまうのも、
なかなか怖い話ですよね…
まとめ
- 人体を構成する成分のうち、半分以上は水分。
- しかし、年齢とともに水分は減少し、
- 代わりにたんぱく質が増加する。
- 脂質は個人差が大きく、性差もある。
- 人体を構成する元素は約20種類
ということで、いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでいただいても、正直よくわからないと思いますが…
人間の体について、調理師として知っておかなければならないのは、
「まとめ」に乗せた部分のみです。
自分の健康維持についてだったり、
子供の成長に合わせて献立を作る時などに、
もしかしたら使うかもしれませんね。
今回の知識は、頭の片隅に置いておいてください。
いつか使うその時まで…
ということで、今回はここまで!
またね~(^^)/
【試験形式の問題にチャレンジ!】
問 人間の体内に含まれる栄養分について、
正しい組み合わせはどれか。
1) 水 分 ー 16%以上
2) 糖 質 ー 2%以上
3)タンパク質 ー 15~18%
4) 脂 質 ー 50~60%
今回のは簡単だったかな…?
正解は次回の最後に!
前回の正解は、4)でした!
また次回!(^^)/
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