【調理師免許#017】食事摂取基準とは?
おはこんばんちは~
バランスの良い食事、摂ってますか?
僕はもうバランスも何もない食事しか摂ってない今日この頃ですが(´-`).。oO
今回は、「食事摂取基準」について、
触れていこうと思います。
食事摂取基準とは、厚生労働省が「日本人はこれだけ栄養を取れれば健康に暮らせるだろう」とした基準値が網羅されたものです。
それこそ日常ではあまり気にはしていませんが、試験に出る上、かなり厄介ものなので、
ちゃんと抑えておきましょう!
食事摂取基準とは
「日本人の食事摂取基準」は、5年ごと更新され、
国民の健康の維持・増進・生活習慣病の予防を目的とし、
エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示している。
(投稿日時点では2020年版を作成中です)
栄養素の摂取不足によって生じるエネルギー及び
栄養欠乏症の予防にとどまらず、
過剰摂取による健康障害の予防、
生活習慣病の一次予防も目的としている。
設定指標
食事摂取基準では、エネルギーについて
身体活動レベル・性別・年齢ごとに推定エネルギー必要量が、
栄養素については、栄養素ごとに
推定平均必要量、推定量、目安量、耐容上限量、目標量の中から
必要な指標が示されている。
- エネルギー必要量(EER)
→エネルギー摂取量 = エネルギー消費量 となるであろう推定量
- 推定平均必要量(EAR)
→ある母集団の50%が必要量を満たすとされる摂取量
- 推奨量(RDA)
→ある母集団のほとんどの人が必要量を満たすとされる摂取量
- 目安量(AI)
→特定の集団が一定の栄養状態を維持するのに十分な量
- 耐容上限値(UL)
→ある母集団のほとんどの人が健康被害の危険がないとされる上限量
- 目標量(DG)
→生活習慣病の一次予防を目的として、当面の目標とするべき摂取量
身体活動レベル
低い・普通・高い の3段階があり、
それぞれ必要量がわかれる。
まとめ
- 食事摂取基準
5年ごと更新され、生活習慣病の予防や健康維持・増進を目的とし、
エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示している。
- 推定エネルギー必要量
摂取量=消費量 となるであろうエネルギー量
- 推定平均摂取量
約半数の人が必要量を満たすとされる摂取量
- 推奨量
ほとんどの人が必要量を満たすとされる摂取量
- 目安量
一定の健康状態を維持するのに十分な摂取量
- 耐容上限量
ほとんどの人が、健康被害がないとされる上限量
- 目標量
生活習慣病の一次予防を目的として、当面の目標とする摂取量
- 身体活動レベル
低い・普通・高い の3段階がある。
以上、いかがでしたでしょうか?
覚えることが多い上に、似たような用語がかなり多く、ややこしいですよね。
何かいい覚え方って、ないものでしょうか…(^^;)
何かあれば、教えてください(^^)
それでは今回はここまで!
またね~(^^)/
【試験形式の問題に挑戦!】
問 食事摂取基準に載っている栄養素の指標について、
適切である組み合わせはどれか。
1)目安量 約半数の人が必要量を満たすとされる摂取量
2)目標量 生活習慣病の一次予防を目的
3)耐容上限量 ほとんどの人が必要量を満たすとされる摂取量
4)推奨量 一定の栄養状態を維持するのに十分な量
今回は頻出範囲!
よーく読んで答えてみてください!
前回の正解は、3)でした!
正解できましたか?
また次回!!(^^)/
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