【調理師免許#011】食料自給率、なぜ下がったの?
おはこんばんちは~
皆さん、日本の食料自給率ってご存知ですか?
僕はぶっちゃけ、調理師の資格を勉強した時に
初めて知ったのですが…(遅すぎ)
我が国日本では、食料をかなり外国に依存しているようですね。
僕の実家が農家だらけの田舎なので、
いまいちそこまで実感はないのですが…
ということで、今回は、
調理師試験の実践?も交えた
日本の食料自給について、
お話していこうと思います!
今回の記事から、
僕の気分でですが、問題を作っておりますので、
ぜひ読んだ後に解いてみてください!
食料自給率とは
食料自給率というのは、
簡単に言うと、
「自分の国で作った農作物、畜産物、水産物が、
国内での食事の消費量のうち、
どれだけの量をまかなえているのか」ということです。
食料自給率が100%であれば、
自国で作った食料と、国内の食料消費量が
一緒である、ということです。
つまり
100%より多いほど、有り余っている状態、
100%より少ないと、足りていない状態といえます。
足りていない国は、有り余っている国に、
分けてもらえないか商談をすることで、
輸出・輸入の話とつながってきますが、
ここでは割愛させていただきますね。
日本の食料自給率は?
詳しくは、農林水産省のHPを見てもらえればわかりますが、
主要国の中でもかなり低い数値を長年叩き出しています。
平成に入ってから、食料自給率は50%を下回り、
2018年(試算データ)では、37%まで落ち込んでいます。
※パーセンテージはどれもカロリーベース
これは、データにある主要国の中では
最低レベルの数値であることは、わかると思います。
なぜそこまで低くなってしまったの?
戦後、日本の食生活が大きく変わってしまったことが
1つの原因かもしれません。
というのも、戦後を境に、おかずの消費量が増え、
お米(ごはん)を食べなくなってしまっているという
農林水産省のデータが出ています。
肉、乳製品、卵などの畜産物を多く食べるようになり、
日本国内で育てている家畜では賄えなくなり、
これらの飼育に使う飼料を輸入していたり、
肉自体を輸入していたりしているうちに、
食料自給率が低下していったと考えられます。
また、外食産業や加工食品産業など、
食材をおもに扱う企業が求めている
- 品質のばらつきが少ない
- 季節や天候状態による価格変動が少ない
- 必要量が確実に供給できる
といったニーズに
うまく応えられなかった国内生産にも
原因があると考えられています。
今の日本の食料自給率を上げるには、
これらのニーズにうまく応えて、
国内生産を増やすことが第一歩かもしれません…
まとめ
・食料自給率とは、
「自国で生産した食料が
消費量に対してどれだけの量をまかなえているか」
・日本の食料自給率は約40%で、主要国最低レベル。
・食料自給率を上げるには、
まず、国内生産を増やして、
必要量を安定して供給できるようにする。
いかがでしたでしょうか?
まとめになったかどうかも怪しいし、
何なら僕の意見も少し混じって、
「違うそうじゃない」とか言われそうで
少し自信はないのですが…
なんにせよ、「国内生産が少ない」ということは
おそらく間違いないと思うので、
輸入に頼るのもいいですが、
やっぱり国内生産のものを食べたいですね…
低迷している食料自給率が息を吹き返すことを祈って。
今回はここまで!
下に問題も一つ作ったので解いてみてね!
またね~(^^)/
【試験形式の問題にチャレンジ!】
問 次のうち、正しい語句の組み合わせはどれか
日本の食料自給は、戦後、国内自給型から
大幅な輸入依存型へと変化した。
現在では、日本の食料自給率は約( )%と、
世界の主要国の中では( )ランクといわれている。
1)60、最高
2)50、標準
3)40、最低
4)30、標準
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